荷電交換再結合分光装置の高速・高精度化をめざし、開口数F2.9の明るい光学系において2.82x10^<-3>nm/pixelの高い波長分解能を持つ分光装置を開発した(波長529.05nm)。これは回転速度に換算すると一ピクセルあたり1.6km/sのドップラーシフトに相当する。実機における試験に先立ち、複雑な3次元磁場配位プラズマおいて加熱用NBIを計測に用いても高い空間分解能(Δρが±0.05程度)が得られる視線を設計できた。実機での試験を行ったところ、イオン温度・回転速度の高精度計測が可能となった。
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