研究課題
若手研究(A)
本研究では、膵癌における癌幹細胞及びその周囲に存在して癌幹細胞を支持している細胞群であるニッチを同定し、その生物学的特徴を明らかにした。さらに、同定した癌幹細胞や癌幹細胞とニッチの相互作用を標的として、膵癌根治を目指した治療法を開発すすめた。その過程においてCD10陽性間質細胞が重要な役割を果たしていることを見いだし,その分子生物学的性質を明らかとするために、膵癌間質細胞である膵星細胞株を樹立し、ソーティングによりCD10陽性膵星細胞を分取し、膵癌細胞株2種と分取した陽性膵星細胞あるいは陰性膵星細胞を間接共培養した。その結果、CD10陽性膵星細胞株が陰性膵星細胞株より膵癌細胞株の浸潤能をより増強させ、癌間質相互作用に深くかかわっていることが明らかになった。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (25件) 学会発表 (11件) 図書 (4件)
Masao Tanaka High EGFR mRNA Expression Level is a Prognostic Factor for Reduced Survival in Pancreatic Cancer after Gemcitabine-based Adjuvant Chemotherapy International Journal of Oncology
巻: 38 ページ: 629-41
Pancreas
巻: 39 ページ: 1254-62
MicroRNA-203 expression is a new prognostic marker of pancreatic cancer
巻: 17 ページ: 3120-8
JOP
巻: 11 ページ: 587-92
Cancer Biology & Therapy
巻: 10 ページ: 748-57
Neoplasia
巻: 12 ページ: 801-17
PLos One
巻: 12 ページ: 12121
Gastroenterology
巻: 139 ページ: 1041-51
Molecular Cancer
巻: 28 ページ: 9-169
Human Pathology
巻: 41 ページ: 1466-74
巻: 41 ページ: 824-31
Pediatr Surg Int
巻: 26 ページ: 947-54
Surgery
巻: 147 ページ: 812-7
Cancer
巻: 116 ページ: 3357-68
Cancer Gene Therapy
巻: 17 ページ: 541-9
Cancer Letter
巻: 294 ページ: 178-86
Cancer Science
巻: 101 ページ: 735-42
Anticancer Research
巻: 30 ページ: 867-71
Minim Invasive Ther Allied Technol
巻: 9 ページ: 24-9
Neoplasms of the Pancreas Pancreas
巻: 39 ページ: 31-5
巻: 100 ページ: 2309-17
Gastric Cancer
巻: 12 ページ: 164-9
Molecular Cancer Therapeutics
巻: 8 ページ: 1067-74
Gastrointestinal Surgery
巻: 13 ページ: 1852-8
巻: 100 ページ: 1902-7
