研究期間中以下のように研究成果をあげそれぞれ英文論文として発表、または投稿中である。 1. 研究代表者はナビゲーション手術の精度を維持しつつ患者侵襲を著明に減少させる手法を考案し模擬手術にて検証した。本手法は従来の侵襲的手法と遜色ない精度を保つことがわかった。 2. 研究代表者は耳科手術中のナビゲーション画面をその場だけのものにせず、ドリルによる手術操作を記憶するシステムとして発展させた。この技術を用い手術中にどこまで側頭骨を削ったかが疑似画面上で作成できる疑似CT技術として英文論文を発表した。 3. 研究代表者は耳科ナビゲーション手術の位置合わせを低侵襲的に行う手法を考案し本研究の主要テーマとしていた。初年度はこの技術を完成させ側頭骨浅部の実手術に使えるレベルにまで発展させ、英文論文を発表した。本年度はより深部の手術でも誤差を減らすための手法を考案し、模擬手術を繰り返して精度向上に効果があることを確認した。 The following major progresses were either published or submitted for publication. 1. We developed a new minimally invasive method for image-guided surgery. 2. We developed a system that acquires location log of surgical drill during the image-guided surgery. This data could be used to produce a virtual intraoperative CT. 3. We developed a refined method of our method described above to improve registration accuracy in deep region in the temporal bone.
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