• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

バースマークの評価技術の確立

研究課題

研究課題/領域番号 20700029
研究機関京都産業大学

研究代表者

玉田 春昭  京都産業大学, コンピュータ理工学部, 助教 (30457139)

キーワードプログラムの盗用 / プログラム改変 / ソフトウェアバースマーク / 難読化 / ソフトウェア保護
研究概要

本研究の最終目標は、世界中で起こっているソフトウェアの盗用を発見する手法の手順化である。手順化することで誰もが簡単に盗用を発見することができるようになり、盗用の抑止力を高められることとなる。そのための手段としてソフトウェアバースマーク技術に着目している。ソフトウェアバースマークとは、ソフトウェアの特徴のことを指す。個々のソフトウェアから、実行に不可欠な情報をソフトウェアの特徴として抽出し、抽出した情報(バースマーク)同士を比較することで、ソフトウェアの類似性を計測するものである。
本年度はバースマークの攻撃に対する耐性を調査した。この調査はバースマークが特定の攻撃に弱いことを明らかにし、また、攻撃方法を特定できれば、そのバースマークを使用しないようにできるためである。そこで,プログラムの攻撃方法として難読化手法を調査した。難読化とは本来はプログラム読みにくく変換することで、クラックから防止するための手法である。しかし、プログラムを改変することから、バースマークへの攻撃ととらえることもできる。その難読化手法について調査し、ツールとして実装した(研究実施計画の(3)に相当)。このツールを使ってプログラムを攻撃し、攻撃前と後でバースマークがどのように変化するかを調べられるようになる。
また、初学者のプログラムの特徴を分析するため、コンパイルエラーを自動収集するシステムを前年度に構築した。そのシステムを使い、初学者に簡単なプログラムを作成してもらい、多くのエラーが収集できた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (3件)

  • [学会発表] アシスタントロボットを用いたプログラミング教育支援システムの構築2010

    • 著者名/発表者名
      玉田春昭
    • 学会等名
      マルチメディア・仮想環境基礎研究会
    • 発表場所
      東京大学 山上会館
    • 年月日
      2010-06-30
  • [備考]

    • URL

      http://se.naist.jp/DonQuixote/

  • [備考]

    • URL

      http://stigmata.sourceforge.jp/

  • [備考]

    • URL

      http://cafebabe.jp/piracywiki/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi