研究課題
若手研究(B)
これまで秘密分散法のネットワーク接続型ストレージへの適用の検討は行なわれていたが、従来の(k, n) しきい値法では秘密情報の分散・復元には複雑な計算が必要だったため有効なシステムは提案されていなかった。本研究では、高速に秘密情報の分散・復元ができる秘密分散法を用いた秘密分散システムを開発し、これまで実現することができなかった機密性と可用性とを両立する実用的なシステムを実現した。また、(k, n) しきい値法以外の柔軟なアクセス構造を実現可能な効率のよい秘密分散法を提案した。
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