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2009 年度 実績報告書

全視界ディスプレイによる大量マルチメディアデータの動的表示

研究課題

研究課題/領域番号 20700083
研究機関京都大学

研究代表者

小泉 敬寛  京都大学, 工学研究科, 助教 (50456795)

キーワードタイルドディスプレイ / マンマシンインタラクション
研究概要

試作した広大表示空間を持つタイルドディスプレイを用いて実際にユーザ行動に応じたマルチメディアデータを提示するシステムについての実験を行った.具体的にはシステムキッチンと組み合わせた調理支援のための提示システムを作成し,調理支援を行う際にユーザの調理状況に応じて適切な情報提示を行う手法についての調査と実験を行った.ユーザの調理状況を認識し,調理支援のために必要か情報を大量の調理映像のなかから選択し適切に提示するアプリケーションを作成し,ユーザの状況に応じて複数の提示手法を提案し,それらの評価を行った.これにより,情報提示システムのために表示システムとユーザ間で必要なインタラクションについての知見を得た.また並行して.ユーザインタラクションによるマルチメディアデータの操作を行うために.ユーザとのインタラクションを通じて認識困難な状況を回避するためのモデルを提案した.光源の変化や環境の変化などの問題が生じる実環境でリアルタイムでのハンドジェスチャの認識などを行うために,従来は認識システムの高度化により対応をしていたが,個別の悪状況に対して対応を取るたびにシステムが肥大化するため,全での状況に対応するためにはした複雑なシステムを構成することになる.そこで,ユーザ自身に認識状態を提示し,ユーザとシステムがインタラクションすることで容易に認識涙源の改善が可能なシステムとすることで,様々な状況に柔軟に対応可能なジェスチャ認識が可能になることを確認した.

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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