• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

自律分散汎用多脚システム"Universal Unipods"

研究課題

研究課題/領域番号 20700187
研究機関大阪工業大学

研究代表者

小林 裕之  大阪工業大学, 工学部, 准教授 (80338219)

キーワード自律分散系 / 多脚ロボット / 人間機械協調系 / 物理シミュレーション
研究概要

多数のロボットが協調してタスクを実行する群ロボットシステムは単一のロボットと比較して, 冗長性や柔軟性, そしてよりシンプルで安価なシステム構築が可能であるなどの利点があるとされる。本研究の目的は, ロボットを用いた人間一機械協調型の新しい多脚搬送システム"Universal Unipods"の提案およびその制御系の設計である。
今年度は, 本システムの提案を主として, 以下に挙げる項目について研究を行った。
1. 提案するシステムの概念設計
2. シミュレータの開発
3. 実機ロボットの作成に向けた基本設計
1. については, 人間との協調物体搬送を例としたタスクを取り上げ, 基本的な制御アルゴリズムの導入を行った。これは2. で挙げたシミュレータによって検討を重ねた。シミュレータは, 既存の物理シミュレーションエンジンであるODE(Open Dynamics Engine)を核として開発した。これにより信頼性と研究の効率化, および低コスト化を実現した。3. については次年度のロボット完成を目指して, 具体的なメカニズムの概要, 必要なモータやセンサ類の選定, 計算機を含めた制御系全体のブロックレベルの設計を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 自律分散ロボットにおけるユニバーサルインタフェースの一提案『Universal Unipods』2008

    • 著者名/発表者名
      小林裕之
    • 学会等名
      第9回計測自動制御学会SI部門講演会
    • 発表場所
      岐阜県・長良川国際会議場
    • 年月日
      2008-12-06
  • [学会発表] 人間の運搬作業を補助する汎用多脚システムに関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      小林裕之
    • 学会等名
      平成20年電気学会産業応用部門大会
    • 発表場所
      高知県・かるぽーと
    • 年月日
      2008-08-29
  • [学会発表] "Universal Unipods"---A New Autonomous Decentralized Multi-pedal Robot System2008

    • 著者名/発表者名
      小林裕之
    • 学会等名
      SICE Annual Conference 2008
    • 発表場所
      東京都・電気通信大学
    • 年月日
      2008-08-20
  • [学会発表] ユニバーサルデザインを目指した分散型Unipodのデザインコンセプト2008

    • 著者名/発表者名
      小林裕之
    • 学会等名
      第27回日本シミュレーション学会大会
    • 発表場所
      滋賀県・立命館大学
    • 年月日
      2008-06-20

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi