研究課題
若手研究(B)
我々の柔軟な認知的能力は記号的心的表象によって支えられている。特に、既知の経験の再利用による未知の状況への対応には、記号的表象が欠かせない。本研究は、記号的表象の知覚運動経験に基づいた獲得の計算プロセスを提案した。特に、高度に抽象化・構造化された心的表象と、具体的かつ連続的な知覚運動経験の橋渡しとして、ロボットの身体として与えられる知覚運動レベルの類似性が有効に働くことを実験的に示した。この結果に基づいて、いくつかの既存の認知発達理論を再検討し、それらの新しい計算論的解釈を展開した。
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In Proc.of the 7th IEEE International Conference on Development and Learning (ICDL 2008)
ページ: 127-132
In Proc.of the 10th International Conference on Simulation of Adaptive Behavior (SAB 2008)
ページ: 331-341