研究課題
若手研究(B)
言語による意思表示が難しい乳児の認知機能を調べるには,何を,どんな順番で見ているかを調べるのが有用と考えられる.本研究では生後4.5~14.5ヵ月の乳児を対象として顔認知機能の発達を,新しい視線計測法を用いて検討した.その結果,顔認識時に視線の分布および視線の遷移パタンが月齢とともに偏在化することが明らかになった.この結果は,顔認知機能の発達を初めて定量的に示すとともに,乳児研究における視線計測法の有効性を示すものである.
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心理学評論 52
ページ: 35-50
http://akachan.doshisha.ac.jp