研究課題
若手研究(B)
多くの道具では使用の際、その動きに応じて形状などの特性が変化する。本研究では道具の形状変化が道具の身体化に及ぼす影響について調査を行うことを目的とした。そこで、道具使用者の周期的な手の振りのリズムに応じて、把持した道具が様々な力学モデルに従って伸縮するVirtual棒システムを開発した。2、3の力学モデルを実装したVirtual棒による実験を行ったところ、筋電位によって、道具使用行為の型(身体図式)の獲得の評価ができる見通しと、Virtual棒の伸縮リズムの違いによって身体化のプロセスが異なる可能性が示された。
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ヒューマンインタフェース学会論文誌 Vol.10、No.4
ページ: 487-495
http://www.miwa.mech.waseda.ac.jp/