研究課題
若手研究(B)
巨大アメーバ様の単細胞生物である真性粘菌の変形体の特徴を生かし、情報中枢をもたない単細胞生物における脳的機能の発現原理の解明を目的とした。粘菌は心臓のような周期的な収縮運動により原形質を輸送し、移動し、環境に応じて細胞の形を自由自在に変形させて適応する。本研究の成果により、細胞運動を駆動する代謝反応レベルから、細胞移動の制御に関わる物理化学的機構、細胞形状の設計原理という様々な階層で環境変化にたいする情報処理機構を動力学的観点から明らかにした。
すべて 2011 2010 2008 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Phys.Rev.E Vol.83
ページ: 021916-1-021916-9
Physica D Vol.239
ページ: 873-878
Science Vol.327,5964
ページ: 439-442
Biophys.Chem. Vol.147
ページ: 59-65
Phys.Rev.E Vol.82
ページ: 021926-1-021926-7
http://www.es.hokudai.ac.jp/labo/cell/