研究課題
若手研究(B)
本研究は、望ましい行動を期待している時に望ましくない行動を実行するプロセスに関わる視床CM核-線条体系の神経メカニズムを調べた。線条体は、望ましい行動へのバイアスに関係しながら、行動が要求された時には特定の望ましい行動だけでなく、望ましくない行動にも関与した。視床CM核は望ましくない行動が要求された時に、行動バイアスのキャンセルに関係した。そのため、不測の事態が生じた時には、視床CM核-線条体系は報酬価値に基づいた行動のバイアスとキャンセルに関与することが示唆される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
Journal of Neurophysiology. 102
ページ: 3530-3543
Brain Res Bulletin. 78
ページ: 75-79