研究課題
若手研究(B)
シナプス伝達における個々の伝達物質部位(アクティブゾーン)の役割については不明な点が多く残されている。本研究では、従来不可能であった単一アクティブゾーンレベルでのシナプス小胞動態の解析を可能とし、個々のアクティブゾーンの構造・機能を明らかにすることを目指した。当初の計画では、2光子励起顕微鏡を用いた光学的手法を取り入れる予定だったが、実験上困難であったため、薬理学的にアクティブゾーン周辺とそれ以外とを分離して解析する手法を用いた。その結果、アクティブゾーンの中心部に位置すると考えられるCaチャネルの近傍において、伝達物質放出とその維持が精緻にコントロールされることを初めて明らかにした。
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