研究課題
若手研究(B)
血管攣縮はRhoキナーゼによるカルシウム非依存性の異常収縮であるが、最終ステップとなる収縮蛋白による異常収縮現象は未だ確定されていない。本研究では、全て質量分析によって検証された高純度の収縮蛋白の滑り運動をリアルタイム・ナノ解析するシステムの構築に成功し、それを用いて、カルシウム非存在下で、Rhoキナーゼによって制御軽鎖がリン酸化された平滑筋ミオシンとアクチンの滑り運動をリアルタイム可視化することに成功した。しかも、その運動速度は正常収縮の最高値に匹敵する著明なものであった。
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血管異常収縮の分子機構と分子標的治療薬の探索 133
ページ: 124-129
Watching the motion pictures of signal molecules of the abnormal vascular contraction! Spatiotemporal nanoscale analysis of intracellular abnormality. 2
ページ: 45-64
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~lily/index.html