研究課題
若手研究(B)
拡散MRI を用いた実験小動物の非侵襲的神経画像解析法の確立を目的とした.本課題では,まず正常神経路の描出法としてマンガン造影MRIを最適化し、次いで拡散テンソルMRIによる神経変性の検出について研究した.結果,マンガン造影MRIでは小型霊長類実験動物の正常な網膜神経投射を生体のまま視覚化することに成功し,拡散テンソルMRIでは得られた各種拡散異方性インデックスに神経変性に対する高い検出能を認めた.本研究成果から拡散MRIの非侵襲的神経画像解析法としての有用性が強く示唆された.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)
日本磁気共鳴医学会雑誌 29巻1号
ページ: 23-29
Radiology 249(3)
ページ: 855-64