研究課題
若手研究(B)
本研究では骨組織内HApの結晶構造と力学特性に注目し、X線回折を利用した骨組織異方性弾性率測定手法の開発を行った。骨組織負荷時の応力-ひずみ関係と、X線回折により得られるHAp結晶ひずみとの関係を調査し、組織弾性率がHAp結晶の変形割合に大きく依存することがわかった。本手法を生体組織に適用するため、皮膚組織のX線吸収特性と、皮膚組織が回折X線計測に与える影響を調査し、皮膚・皮下組織を透過する回折X線を利用した結晶材料のひずみ測定を実現した。
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Journal of Biomechanical Engineering 132(4)
ページ: 031004-1-5