研究課題
若手研究(B)
事前に研究に対する同意を得た右片麻痺患者35名を対象に、イメージ上の動作能力と実際の動作能力を評価し、両者の差からイメージのズレを算出することで、イメージのズレが動作学習に及ぼす影響について検討した。結果、実際の動作能力が高い者ほど、実際の動作能力とイメージ上の動作能力との間にズレが少なく、さらに、実際の動作能力とイメージ上の動作能力が一致している(イメージにズレがない)者ほど、その後の動作能力に向上が認められることが確認された。