研究課題
若手研究(B)
施設入居者が誰の心配もかけずに自由に行動することが可能な移動支援機器や環境の提供は、高齢者が自尊心を保ちながら自立した生活をする上で重要である。本研究では、介護施設に入居する高齢者の自立移動に着目し、高齢者や関与者に対する移動に関する意識調査および新たな支援機器の介入評価を行うことで、実生活に適応した移動支援機器の設計要件や利用環境への要件を明らかにすることを目的とする。具体的には、移動支援機器に関する高齢者と関与者を対象とした調査を行い、介護施設内で用いる移動支援機器・移動環境に必要な設計要件を抽出した。また、車いすのブレーキかけ忘れ装置の介入評価事例を基に、新しい支援機器の評価プロトコルの開発を行った。将来的には、福祉機器開発の一つの手法として、本研究で実施する実生活における介入実験の方法論を提案することを目指す。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (3件)
Assistive Technology Research Series, Assistive Technology from Adapted Equipment to Inclusive Vol.25
ページ: 41-46
国立障害者リハビリテーションセンター研究紀要 29巻
ページ: 25-33
Journal of Robotics and Mechatronics Vol.20,No.4
ページ: 641-249
Proceedings of IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems CD-ROM
ページ: 293-300
Design and Evaluation of Tread-Walk CD-ROM059
ページ: 1-6
