研究課題
若手研究(B)
両手協調運動では各手の動作を時間的に協調させる脳の統御が必要となる。本研究では、両手運動における左右手動作の基本的な時間判断特性を調べた上で、運動経験が両手知覚に影響を与えるのかを検証した。その結果、利き手という身体特性に関連して左右手動作の同時性判断が行われることを確認し、さらに、運動時の随伴的な感覚情報によって、両手運動の同時性判断が変化する事を確認した。このことは、運動経験によって両手間のイベントに関連した時間判断(知覚)が影響を受けることを意味するものであった。
すべて 2008 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)
(現在審査中)
ページ: HMS-D-10-00034