研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、脳性マヒ者の運動能力を麻痺のタイプ別、重症度別に明らかにすること。またその結果を科学的根拠に基づいたトレーニング方法開発のための基礎資料をすることである。本課題では、成人脳性マヒ者中最多の痙直型、次いで多いアテトーゼ型、両群を移動能力で分類し、両下肢の筋力・筋断面積・動作速度・筋電位を計測し、分析した。結果、アテトーゼ群では健常者と同様の傾向がみられたが、痙直群では、測定項目間及び移動能力との間に相関が認められず、トレーニング指標を数値的に得ることが困難であると分かった。
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上田法治療ジャーナル 21巻1号
ページ: 3-12
筑波技術大学テクノレポート vol18、No1
ページ: 123-128