研究概要 |
本研究では,古武術を活用した運動プログラムを作成して幼・少年への動き教育をおこない,幼・少年の体力向上の一助とできないかを検討した. 本研究の目的は,、3年間において,(1)小学生の走・跳・投動作および古武術的動作をバイオメカニクス的に分析し,(2)「古武術を活用した小学生向けの動き教育プログラム」を作成,(3)実際に小学生向けの運動教室を開催してその有効性の碓認とプログラムの修正を行い,(4)ITを活用し,運動プログラムを効果的に利用するシスアムを構築することであった. 本年度の研究では,、過去2年で得られたデータなどをもとに「古武術を活用した動き教育プログラム」の活用システムを構築し,実際に運用していくことを目的とした. 具体的には、まずITを駆使したシステムを構築するために,ネットワークサーバーを構築し,運動プログラムを紹介するためのホームページを立ち上げ,「研究2」で作成した運動プログラムを紹介するとともに,その進度に合わせて「どのよりな動作ができているべきか」,など評価の観点を明確に表示し,ホームページを閲覧した人が自身の動作を自己点検できるようなものにするなどの工夫を凝らす. 現在,サーバーの構築は完了し,ホームページの作成を行っているところである.またホームページに掲載する映像の撮影及び編集を業者に依頼し,協議を行ってるところである.
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