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2010 年度 研究成果報告書

受傷選手の楽観性が影響を及ぼすコーピングスキルと心理スキルトレーニング

研究課題

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研究課題/領域番号 20700511
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関近畿大学

研究代表者

直井 愛里  近畿大学, 総合社会学部, 准教授 (60411584)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワードスポーツ傷害 / 楽観主義 / 心理スキルトレーニング / リハビリテーション
研究概要

本研究の目的は、受傷選手の楽観性が前十字靱帯再建術前後の気分、痛み、コーピング、回復度にどのような影響を及ぼしているか把握すること、また、楽観性が心理スキルトレーニングの効果にどのように関与しているのか明らかにすることである。調査研究の被験者は、前十字靱帯再建術を受けた患者であり、スポーツ整形外科医により活発な身体活動を行っていると判断された68名であった。調査研究では、楽観性は、肯定的解釈と正の関係、責任転嫁、術後の緊張と負の関係があることを明らかにした。また、介入研究では、4名の受傷選手に対して心理スキルトレーニングを提供した。 その結果、楽観性が高い選手からは、認知的介入が身体的、心理的な回復に効果があったという知見が得られた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] The influence of optimism and coping skills on mood and pain among Japanese ACL patients.2010

    • 著者名/発表者名
      Naoi, A., Yonetani, Y., Tanaka, Y., Horibe, S.
    • 学会等名
      25^<th> Annual Conference. Association for Applied Sport Psychology Conference.
    • 発表場所
      Providence, Rhode Island, USA.
    • 年月日
      2010-10-28
  • [図書] これから学ぶスポーツ心理学(スポーツ傷害の心理学荒木雅信(編著))2011

    • 著者名/発表者名
      直井愛里
    • 総ページ数
      118-123
    • 出版者
      大修館書店

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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