• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

スポーツを中心とした沿岸域共生メカニズムの解明:スポーツ地理学の構築へ向けて

研究課題

研究課題/領域番号 20700515
研究機関長崎国際大学

研究代表者

佐藤 大祐  長崎国際大学, 人間社会学部, 講師 (20405616)

キーワード地理学 / 沿岸域 / スポーツ / マリーナ / 集客圏 / 客層
研究概要

本研究は, スポーツ地理学を拓く端緒として, サンディエゴ大都市圏におけるマリーナの立地と, ヨットやモーターボートを中心とした沿岸域利用を解明し, 調和のとれた空間利用の創出に寄与することを日的としている。これまで, 東京大都市圏において明治期から現在までの社会的背景の変化に注目しながら, ヨットやモーターボートというスポーツがいつどのような社会階層に普及し, それらの活動拠点となるマリーナがいかにして展開してきたのかを解明してきた。本研究は, 東京大都市圏での研究蓄積と比較することで, 沿岸域におけるスポーツ行動や生産活動などの共生メカニズムを, 自然環境・産業構造転換・社会階層・行動空問の諸側面から総合的に解明することを目指している。
2008年度は, 現地調査を実施し, サンディエゴ大都市圏の全てのマリーナを対象に, 下記の項日を調査した。調査項目 : (1)マリーナの規模(占有面積と保管艇の隻数), (2)保管艇の種類, (3)クラブハウスやレストランなどの施設構成であり, 他にもマリーナ開設者や開設の経緯なども把握した。これらの項目を指標としたマリーナの分布状況に、臨海工業地帯や漁業基地などの地域性を加味して、地域類型を設定した。2009年度は, 各地域類型から代表性のあるマリーナを選定し, 客層や集客圏, レクリエーション行動について調査する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 地理学における文化層序-雲仙ヒルステーション研究の紹介と地理教育への援用試案-2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤大祐
    • 学会等名
      佐賀県高等学校教育研究会地歴・公民部地理部会研修会
    • 発表場所
      佐賀市
    • 年月日
      2008-06-20
  • [図書] 日本の地誌5都圏I2009

    • 著者名/発表者名
      佐藤大祐
    • 総ページ数
      143-150
    • 出版者
      朝倉書店

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi