研究課題
若手研究(B)
常酸素環境と低酸素環境における膝伸展運動時の活動筋エネルギー代謝の違いを調べた。その結果、最大下の同一絶対強度での筋内のクレアチンリン酸(PCr)濃度、pH、酸素消費量、および疲労困憊時の筋内pHと酸素消費量は、常酸素下よりも低酸素下のほうが低かった(p<0.05)。高強度運動での疲労困憊時の筋内PCrは両条件ともほぼ枯渇し、条件間で差がなかった。以上のことから、同一絶対強度での運動時には、低酸素下では常酸素下よりも筋における有酸素的代謝が小さく、無酸素的代謝が大きいことが示唆された。
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