• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 研究成果報告書

代謝性疾患の予防・改善に有効な非運動性身体活動(NEAT)条件に関する検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20700565
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関中村学園大学

研究代表者

熊原 秀晃  中村学園大学, 栄養科学部, 講師 (40389367)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード運動処方と運動療法
研究概要

日常身体活動のうち短時間の断続的な活動をNEATと定義し,代謝性疾患リスク(MR)のコントロールに有効な活動パターンを検討し以下のような知見を得た.MRを有する肥満者は,30秒以上に亘って持続する中等度活動が健常者に比して少なかった.肥満であっても脂質異常症を呈する者とそうでない者では3~10分の中等度活動の頻度に差が認められた.さらに,運動介入により3~5分程度の中等度活動を延伸させていた者の脂質代謝マーカーに改善が認められた.これらの結果は,肥満をはじめとしたMRの予防・改善には中等度活動時間を延長することが重要であるが,従来推奨されている持続時間よりも短時間かつ断続的なNEAT様の活動の蓄積でも有効である可能性を示唆する.

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] re pedometers adequate instruments for assessing energy expenditure?2009

    • 著者名/発表者名
      Kumahara H、Tanaka H、Schutz Y
    • 雑誌名

      Eur J Clin Nutr 63巻

      ページ: 1452-1432

    • 査読あり
  • [学会発表] 生活習慣病改善のための運動の意義と効果2010

    • 著者名/発表者名
      熊原秀晃
    • 学会等名
      第37回佐賀大学医学部附属病院糖尿病療養指導公開講座
    • 発表場所
      佐賀市
    • 年月日
      2010-07-01
  • [学会発表] 歩数計を活用した運動介入研究のレビュー2009

    • 著者名/発表者名
      熊原秀晃
    • 学会等名
      第58回九州体育・スポーツ学会大会(トピックセッション「健康づくりのための運動指導における歩数計の可能性と限界」)
    • 発表場所
      熊本市
    • 年月日
      2009-09-06
  • [学会発表] エネルギー消費量の変動要因-加速度計および間接ヒューマンカロリメーターを用いた身体活動量の評価-2009

    • 著者名/発表者名
      熊原秀晃
    • 学会等名
      第63回日本栄養・食糧学会大会関連学術集会日本ヒューマンカロリメーター協議会
    • 発表場所
      長崎市
    • 年月日
      2009-05-21
  • [学会発表] 肥満者における中等度身体活動の頻度ならびに持続時間2008

    • 著者名/発表者名
      熊原秀晃、綾部誠也、飛奈卓郎、吉村英一、清永明、安西慶三、田中宏暁
    • 学会等名
      第63回日本体力医学会大会
    • 発表場所
      別府市
    • 年月日
      2008-09-20
  • [学会発表] ルームカロリーメータおよび二重標識水法による日常身体活動水準の評価2008

    • 著者名/発表者名
      熊原秀晃、田中宏暁
    • 学会等名
      第57回九州体育スポーツ学会大会(トピックセッション「日常身体活動の定量方法に関する研究動向」)
    • 発表場所
      久留米市
    • 年月日
      2008-09-01
  • [図書] コメディカル・研修医・一般臨床医のための糖尿病治療ハンドブック2010

    • 著者名/発表者名
      熊原秀晃、田中宏暁、安西慶三
    • 総ページ数
      125-128
    • 出版者
      医学出版

URL: 

公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi