研究課題
若手研究(B)
唾液中コルチゾールとアミラーゼ活性が,ヒトの温熱的快適性の客観的評価法となり得るか否か,実験的に検討した.その結果,ホルモン作用の時間的遅延により,唾液中コルチゾールは,温熱的快・不快感を反映しにくいことがわかった.一方,交感神経の直接作用を受ける唾液中アミラーゼ活性は,温熱的に快適な状態下では低値を示すものの,不快感の増加に応じて,上昇する傾向を示した.これより,アミラーゼ活性は温熱的快適性の客観的評価値と成り得る可能性のあることが示された.
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (21件) 図書 (1件)
デサントスポーツ科学 第30巻
ページ: 87-95
日本家政学会誌 第60巻
ページ: 635-644
European Journal of Applied Physiology vol.106
ページ: 15-24