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2008 年度 実績報告書

近赤外光を用いた野菜、果実の成分分析画像解析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20700581
研究機関岐阜大学

研究代表者

加藤 邦人  岐阜大学, 工学部, 助教 (70283281)

キーワード食品画像処理 / 成分分析 / 近赤外画像 / 野菜・果実 / 分布画像
研究概要

本研究では、光の近赤外領域で物質が固有に持つ分光反射特性に注目し、野菜、果実に含まれる特定の物質を画像として視覚化する技術を確立し、それにより観測された画像を元に画像処理技術を用い、定量的数値として物質の分布、構造を解析する手法を開発することを目的とした。
まず、研究の予備的調査として、野菜、果実の成分分布画像作成に向けた野菜、果実の主要成分の吸光度調査を行った。また、近赤外画像を撮影し、野菜、果実の分光反射特性を調査し、最適な近赤外画像取得方法と、定量的品質評価のための画像処理アルゴリズムの検討をおこなった。
次に、代表的な野菜、果実に含まれる成分の吸光度、ならびに分光反射特性を計測し、画像処理システム作成のための基礎となるデータベースの構築を行った。
以上成果に基づき、画像処理システムを実装し、サツマイモ、並びにカボチャのスクロース分布画像の取得ができることをかくにんした。以上の成果について、学会発表ならびに論文発表を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 近赤外画像を用いた食品の成分分布解析手法2008

    • 著者名/発表者名
      加藤邦人
    • 雑誌名

      精密工学会誌 75

      ページ: 307, 312

    • 査読あり
  • [学会発表] Componential distribution analysis of food by using of near infrared ray image2008

    • 著者名/発表者名
      Hiroki Yamauchi
    • 学会等名
      International Symposium on Optomechatronic Technologies ISOT2008
    • 発表場所
      San Diego (USA)
    • 年月日
      2008-11-19
  • [学会発表] 食品開発過程における画像処理の展開2008

    • 著者名/発表者名
      加藤邦人
    • 学会等名
      精密工学会, 画像応用専門委員会
    • 発表場所
      東京電機大学
    • 年月日
      2008-11-14

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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