研究課題
若手研究(B)
「黒大豆種皮エキス」は抗アレルギー作用を有する。本研究では、その作用成分として、RBL-2H3細胞における脱顆粒抑制効果を指標にして、シアニジン-3-O-β-D-グルコシド(C3G)に加え、プロシアニジを同定した。さらに、黒大豆を日常摂取することを考慮し、黒大豆を調理し、調理操作に伴う作用成分の量的変動とそのアレルギー抑制効果への影響を検討した。その結果、調理によりC3Gは分解されるが、その分解産物がアレルギー抑制効果を有し、黒大豆を調理した際にもその効果が維持されることが明らかになった。
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J. Agric. Food Chem. 57(5)
ページ: 1908-1914