研究課題
若手研究(B)
本研究では,絹タンパク質セリシンが高脂肪食摂取下において,血中脂質低下作用,脂肪肝抑制作用,糖代謝改善作用を有することを明らかにし,これらの作用に血中アディポネクチンの増加が関与していることを新たに見出した。また,セリシンは腸管バリア機能の指標である糞中IgAおよびムチンを増加させることや,腸内発酵を促すことを明らかにした。これらの成果から,セリシンは,腸内環境を改善し,メタボリックシンドロームの発症を予防することが示唆された。
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Biosci.Biotechnol.Biochem. 74
ページ: 1534-1538