研究課題
若手研究(B)
ヒト乳癌細胞において、メトキシフラボノイドのクリソエリオールは、環境中に広く存在するbenzo[a]pyrene(BaP)が代謝活性化に伴い形成するBPDE-DNA付加体の形成を有意に抑制した。その作用機序として、受容体AhRへのBaPの結合を阻害し代謝酵素CYP1 mRNAの発現を抑制することが明らかとなった。クリソエリオールは、BaP由来の発癌に対し化学予防的に働く可能性が示唆された。
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J. Steroid Biochem. Mol. Biol. 118
ページ: 70-76
Toxicology (in press)
doi:10.1016/j.tox.2010.05.009