研究課題
若手研究(B)
大豆タンパク質と魚油摂取が脂質代謝に及ぼす影響を検討した。カゼインおよびパーム油と比べ、ラットの血清脂質濃度は大豆タンパク質および魚油により低下した。大豆タンパク質は肝臓脂肪酸合成系の抑制、魚油は脂肪酸合成系の抑制および脂肪酸酸化系の活性化により脂質代謝を改善することが示された。凍り豆腐の作用は大豆タンパク質と類似していた。大豆タンパク質と魚油の同時摂取は、各々の単独摂取よりも血清脂質低下作用を増強したが、相乗効果はほとんどなかった。
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition Vol.44、No.2
ページ: 223-230
The Journal of Nutritional Biochemistry Vol.19、No.10
ページ: 682-693
http://nfri.naro.affrc.go.jp/