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2008 年度 実績報告書

ミュージアムにおける先端研究を反映させた展示解説システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20700651
研究機関金城学院大学

研究代表者

岩崎 公弥子  金城学院大学, 現代文化学部, 准教授 (50345427)

キーワード教育工学 / デジタル教材 / オンラインミュージアム
研究概要

平成20年度の実施計画に基づき、研究成果を下記に整理する。
1. 展示における学びの過程(making of meaning)の調査
博物館の研究者Falk, John H. 氏が論じるミュージアムの学びの構造をはじめ、Free-Choice Learning、Narrative Approach、Family Learning等をキーワードに、欧米諸国のミュージアム研究を調査、整理した。これにより、Narrative Approachを発展させた新しい試みとしての「インプロ(即興演劇)」による展示解説の手法、ならびに、「ミュージアムコミュニケーション」という概念を新たに学ぶことができた。さらに、日本のミュージアムでの導入の可能性について、名古屋市科学館、徳川美術館等と議論を行った。
2.展示解説システムの開発
Falk氏が述べる「学びの構造」をはじめ、新たな手法として「インプロ」や「ミュージアムコミュニケーション」を展示解説システムに導入することを検討した。具体的には、「学びの構造」については「思い出」という視点から、「インプロ」については「ストーリー性のある解説」という視点からのコンテンツ提案である。システム開発、ならびに、実践の場所は、国立天文台だけではなく、名古屋市科学館の協力を得ることになった。名古屋市科学館と数回打ち合わせを行い、来館者調査を実施し、来館者の科学館に対する「思い」や「思い出」についての分析を行った。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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