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2009 年度 実績報告書

メディア・リテラシー教育用リソースガイドの拡充と実践コミュニティサイトの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20700653
研究機関武蔵大学

研究代表者

中橋 雄  武蔵大学, 社会学部, 准教授 (80389064)

キーワードメディア・リテラシー / 教育用リソース / リソースガイド / 教材開発 / コミュニティサイト / 教師の成長
研究概要

本研究の目的は、大きく分けて2つあった。1つは、文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(B)課題番号:18300297)から一部支援を受け開発した「メディア・リテラシー教育用リソースガイド」を拡充させ、その有効性の評価・検証を継続的に行うことである。もう1つは、リソースガイドを参考に実際に授業実践に取り組んだ教師が、リソースガイドを発展させるために意見を交流させるWebサイトである「実践コミュニティサイト」の構築を行うことである。これらのことを通じて、メディア・リテラシーの実践を普及させていくための教師支援の在り方について検討を行ってきた。
その成果として、まず、メディア・リテラシー教育用のリソースおよびリソースガイドに新しいコンテンツを追加し、Webサイトとして公開することができた。すでに開発していたものは、主に初等教育を対象としたものであったが、本研究では中等教育を対象としたコンテンツも加えることができた。次に実践コミュニティサイトを構築し、実践の結果をWebサイト上で報告しあう場を作ることができた。コミュニティサイトに参加した教師は、授業デザインに関して意見交流を行い、相互に授業力を磨きあう交流が生まれた。
以上のことを通じて、リソースガイドのメリット・デメリット、改善のポイントなどに関するデータを収集することができた。そして、適切な支援体制が整うことによって、教師はメディア・リテラシー教育を実践しやすくなることが明らかとなった。得られた研究成果は、リソースおよびリソースガイドの改善に役立てるとともに学会発表および論文投稿を行うことで広く公開することができた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] メディアの広場:メディア・リテラシーと視聴覚教育2010

    • 著者名/発表者名
      中橋雄
    • 雑誌名

      『視聴覚教育』財団法人日本視聴覚教育協会 64巻1号

      ページ: 30-31

  • [雑誌論文] 社会的コミュニケーションとしての言語活動-メディア表現学習の可能性-2009

    • 著者名/発表者名
      中橋雄
    • 雑誌名

      『学習情報研究学習』ソフトウェア情報研究センター 通巻208号

      ページ: 38-39

  • [雑誌論文] 新学習指導要領・「社会と情報」における「メディアの意味」をどう捉えるか2009

    • 著者名/発表者名
      中橋雄
    • 雑誌名

      ICT・Education(日本文教出版) No.41

      ページ: 1-5

  • [学会発表] メディア・リテラシー教育用リソースガイドと連動したSNS2009

    • 著者名/発表者名
      中橋雄
    • 学会等名
      日本教育工学会第25回全国大会講演論文集
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2009-09-20
  • [学会発表] メディア・リテラシー教育を阻害してきた要因に関する調査2009

    • 著者名/発表者名
      中橋雄・中川一史・奥泉香
    • 学会等名
      第16回日本教育メディア学会年次大会
    • 発表場所
      新潟大学
    • 年月日
      2009-09-13
  • [学会発表] メディア創造力を育む活用型学習のプロセス第4学年「新聞記者になろう」2009

    • 著者名/発表者名
      前田康裕・中川一史・中橋雄・佐藤幸江
    • 学会等名
      第16回日本教育メディア学会年次大会
    • 発表場所
      新潟大学
    • 年月日
      2009-09-12
  • [備考]

    • URL

      http://medialiteracy.matrix.jp/resourceguide/

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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