研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は小笠原諸島の乾性低木林において,乾燥ストレスに対する構成種の生理的な応答プロセスを明らかにし,乾燥化の影響を評価することである.本研究の結果から,シマイスノキは蒸散を抑制することで,季節的な乾燥ストレスに耐えて生育していた.また,季節的な乾燥ストレスによりシマイスノキの生長期間が短縮されていた.今後乾燥化がさらに進行した場合,水文気候条件に応答した構成種の水利用様式の変化や生育期間の短縮を通じて,気候変化の影響を受けると考えられた.
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Ogasawara Research 35号(印刷中)
陸水学雑誌 70巻
ページ: 13-20
Geographical Review of Japan 81巻
ページ: 375-383
地図情報 107巻
ページ: 16-20