研究課題
若手研究(B)
化粧品として利用されている日焼け止め成分や高分子製品等に含有している紫外線吸収剤は日常生活に欠かせない化学物質である。しかし、近年、使用中や使用後に河川や海域に流れ込み、魚介類を初めとする水生生物に悪影響を与えている危険性が懸念されている。そこで本研究では河川や湖沼を中心に、河川水中や底質及び水生生物中の日焼け止めや紫外線吸収剤の分析方法を確立し、その汚染状況や生物への影響を検討した。その結果、調査した全ての河川水や底質、水生生物から検出され、広域的な汚染が明らかとなった。
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