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2010 年度 自己評価報告書

流域の仮想集水域指標の開発と環境コミュニケーション機能の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 20710033
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 環境影響評価・環境政策
研究機関福島大学

研究代表者

後藤 忍  福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (70334000)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワード仮想集水域指標 / 流域 / 環境指標 / 環境コミュニケーション
研究概要

(1)研究目的
近年、その重要性が認識されている「流域」を単位とした水資源管理に役立てることを目的として、新たな指標の開発と、それがもつ環境情報の伝達機能を分析しようとするものである。ここで「仮想集水域」とは、人々が暮らしを送っている地理的な集水域ではなく、流域内と流域外に依存する水利用とを含めた実際の人工的な水利用全体のインパクトを表現する概念的な指標として、新たに考案したものである。
この指標により、流域での水利用状況が、地理的な流域の水資源量の範囲内に収まっているかどうかや、逆に使いすぎ(オーバーシュート)がどの程度であるかといった評価が可能になる。さらに、地理的な集水域と仮想集水域との乖離具合を表現できるため、日常生活でイメージすることが困難になってきている「流域」に対する人々の認識を促進する効果が期待できる。
(2)具体的な研究目的
具体的な研究目的は,主に以下の二つである。
(1)仮想集水域指標を開発し,実際の流域に適用する。
(2)指標の環境コミュニケーション特性について分析する。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 安積疏水関連流域における仮想集水域指標による評価2009

    • 著者名/発表者名
      後藤忍
    • 雑誌名

      共生のシステム 7

      ページ: 75-82

  • [雑誌論文] 阿武隈川支流域における仮想集水域指標による評価2008

    • 著者名/発表者名
      後藤忍
    • 雑誌名

      共生のシステム 6

      ページ: 27-33

  • [雑誌論文] 総合的環境指標の考え方2008

    • 著者名/発表者名
      後藤忍
    • 雑誌名

      バルブ技法 23, No.2

      ページ: 64-73

  • [学会発表] ふくしまエコ探検隊の活動と環境教育テキストの作成2010

    • 著者名/発表者名
      後藤忍
    • 学会等名
      日本環境教育学会第21回大会
    • 年月日
      2010-05-22
  • [図書] 阿武隈川流域の環境学(福島大学自然共生・再生研究プロジェクト流域の水資源管理のための環境指標)p.255~2702011

    • 著者名/発表者名
      後藤忍
    • 総ページ数
      273
    • 出版者
      福島民報社

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公開日: 2012-03-09   更新日: 2016-04-21  

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