研究課題
若手研究(B)
本研究では、エネルギー資源に対する利権を考慮する場合、政権選択がCO2など温室効果ガス排出の削減水準にどのような影響を与えるか、について検討した。支持層の所得が低い左派政権の方が、より高い右派政権よりも、低い汚染水準を選択する可能性がある、ということが明らかになった。また、世代間の外部不経済問題を導入することで、現在の政権により問題を先送りするインセンティブがあることが明らかになった。