研究課題
若手研究(B)
本研究はワサビとその野生種の現在の遺伝的構造を分析し、遺伝的多様性がどのようにして形成されたのか、歴史的背景をふまえたうえでそのプロセスの復元を試みることを目的とした。本研究で開発した葉緑体DNAのマイクロサテライトマーカーをもちい、ワサビとその近縁野生種の塩基配列を決定したところ、主要なワサビ品種をジェノタイピングすることができた。また、栽培化にともなう人為的撹乱が、野生集団の遺伝的組成・多様性に影響をおよぼしている可能性を明らかにした。
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食品保蔵科学会誌 364号
ページ: 189-196
食品保蔵科学会誌 365号
ページ: 243-247