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2010 年度 実績報告書

滋賀県の近現代史における在日朝鮮人・朝鮮に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 20710193
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

河 かおる  滋賀県立大学, 人間文化学部, 講師 (30316939)

キーワード在日朝鮮人 / 東アジア / 地域社会 / 朝鮮史 / 植民地
研究概要

本年度は、主に次のような研究活動を行った。
(1)これまでの研究成果のアウトプットとして、以下のことを行った。河かおる・稲継靖之「滋賀県の近現代史のなかの朝鮮人」『大学的滋賀ガイド』(昭和堂、近刊)を執筆した。甲賀市柏木公民館人権教育講座(館外研修)「戦時中の外国人に対する強制労働」(2011年1月30日)、彦根市立平田小学校校内人権教育職員研修会「朝鮮民族学級設立の歴史的意義とその経緯」(2011年3月7日)、滋賀レイカディア大学第32・33期生必修講座「滋賀県近現代史の中の朝鮮人」(米原校2011年3月10日、草津校2011年3月18日)などの場で、研究成果に基づいて講演した。
(2)本研究申請後に関連する重要テーマであると気がついた県内の連合軍捕虜収容所について、引きつづき資料調査を行った。今年度は、国立公文書館における戦争犯罪関係史料調査。滋賀県内の連合軍捕虜収容所関連資料を調査し、能登川の捕虜収容所における「救恤品横領虐待事件」関連資料を探し出した。
(3)自治体史執筆委員として閲覧の便宜が得られる旧能登川町関連の資料調査をし、資料編の執筆を行った(継続)。
(4)本研究をすすめていくにあたり参照すべきと思われる研究書等の収集と分析を行った。
(5)申請者の所属大学が所蔵する朴慶植文庫の未整理資料の整理を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 大日本帝国の総力戦遂行とジェンダー・民族2010

    • 著者名/発表者名
      河かおる
    • 学会等名
      「韓国併合」100年・女性国際戦犯法廷10周年-脱帝国/脱植民地のフェミニズムをめざして
    • 発表場所
      幼きイエス(ニコラ・バレ)9階ホール
    • 年月日
      2010-07-10
  • [備考] 以下のような講演・公開講義の場で研究成果を還元した。草津市男女共同参画セミナー「戦時下における女性の人権~民族の視点から考える~」草津市立人権センター(9月4日)、石山高等学校第2学年人権教育統一LHR「在日外国人の人権問題」県立石山高等学校(11月24日)

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公開日: 2012-07-19  

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