研究課題
若手研究(B)
本研究により、クワインの理論内在的な真理観と理論超越的・絶対的真理観とを彼の自然主義の内部で整合的に理解することができた。ポイントとなるのは理論の内部でしか真理を判定することができないという点である。そうした真理観と対照的に、クワインが物理主義的な刺激によって「保証」について説明するのは、それがどの理論の支持者にも原理的には同じように参照可能であり、それゆえ客観的に理論について評価できるからであるということがわかった
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愛知 第21号
ページ: 71-83