研究課題
若手研究(B)
本研究では、カントが晩年に書き残した一連の草稿群である『オプス・ポストゥムム』のうち、特に1800年以降に執筆された第7束と第1束の思想を、批判期のカントの思想との異同に留意するとともにフィヒテをはじめとする同時代の思想家からのカントへの影響を加味しながら究明した。具体的には、『オプス・ポストゥムム』で述べられる「物自体」、「空間と時間」、「自己定立論」、「超越論哲学」について、当時の書評等も含め、さまざまな文献の読解を通じて解明した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
大阪工業大学紀要(人文社会篇) 54,2
ページ: 1~14
大阪工業大学紀要(人文社会篇) 53,2
ページ: 11-14
http://www.oit.ac.jp/japanese/toshokan/tosho/kiyou/index.html