研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、東アジアにおいて独自な展開を見せた仏教論理学(因明)を研究するための基盤となるテキストデータベースとそれを閲覧・分析するためのシステムを構築することである。近年、東アジアの唯識思想や因明が世界的に再評価される中、いくつかの基本文献を除くと多くの重要な文献が散逸していることが、研究の障害となっている。したがって本研究では、研究上必要となる文献群をテキストデータベースとして集成し、逸文の再構成や引用・被引用関係の可視化、論理式の比較分析などを容易にできるようなシステムを開発・公開することで、今後の因明研究の基盤となるような環境を構築することを目的とする。
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文字と非文字のアーカイブズ/モデルを使った文献研究
ページ: 31-38
印度学仏教学研究 59-1(122)
ページ: 58-65
元曉學研究 15
ページ: 101-116
漢字文献情報処理研究 10
ページ: 17-22
人文科学とコンピュータシンポジウム論文集 情報処理学会シンポジウムシリーズ Vol.2008, No.15