研究課題
若手研究(B)
本研究は、中世末期、国際ゴシック様式の時代におけるフランス写本絵画を主たる対象として、時代様式に対する地方様式の貢献という観点からアプローチすることにより、当該時代のフランス絵画の様相の把握に改めて取り組むものである。とりわけ<ロアンの画家>およびその工房の作品群に着目し、工房の伝統、宮廷のパトロネージの下での発展、その後の伝承について具体的に検証することにより、その一例を示すことができた。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)
東京藝術大学美術学部紀要 第48号(刊行予定)
ルクス・アルティウム越宏一先生退任記念論文集 所収(中央公論美術出版)
ページ: 122-132