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2011 年度 研究成果報告書

菊亭家とその蔵書に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20720060
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本文学
研究機関二松学舎大学

研究代表者

田中 幸江  二松学舎大学, 文学部, 非常勤講師 (30445720)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワード書誌学 / 文献学 / 目録学 / 菊亭 / 今出川 / 文庫 / 蔵書 / 公家文化
研究概要

本研究は、「菊亭文庫」の歴史を、菊亭家歴代当主の事跡に着目しつつ明らかにしようとしたものである。調査・研究の結果、第21代当主今出川実種(1754~1801)が、蔵書を分類・整理し、目録や副本を作成、さらには数多くの文書・典籍(主に記録類)を執筆していたことが分かった。彼が整理・作成した文書・典籍類は、現在の「菊亭文庫」に受け継がれている。「菊亭文庫」が今の形で遺るのも決して偶然ではなく、彼の功績によるところが大きいのである。本研究によって、実種こそが、江戸期までの菊亭家歴代当主24名の中で、「菊亭文庫」の形成と発展に大きく寄与した人物であったことが明らかとなった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 江戸期の菊亭家当主の日記『公規公記』について-今出川実種による蔵書整理と書写活動-2012

    • 著者名/発表者名
      田中幸江
    • 雑誌名

      専修国文

      巻: 90号 ページ: 23-47

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 上野学園大学日本音楽史研究所蔵『禁裏御文庫楽書并御楽器之目録』について2009

    • 著者名/発表者名
      田中幸江
    • 雑誌名

      中世後期禁裏本の復元的研究

      ページ: 97-114

  • [学会発表] 江戸期の菊亭家当主今出川実種による蔵書整理と活用-『公規公記』を中心に-2011

    • 著者名/発表者名
      田中幸江
    • 学会等名
      日本学術振興会・科学研究費補助金(基盤研究(B))「古典籍の書写と書写環境の相関性に関する総合的研究」(代表者・武井和人)第5回研究会≪古典籍をめぐる諸問題≫
    • 発表場所
      埼玉大学・東京ステーションカレッジ
    • 年月日
      2011-08-26

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公開日: 2013-07-31  

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