研究課題
若手研究(B)
延慶本『平家物語』は、寺院文化と深い関わりを持つ。寺院文化の所産の一部が、訴訟文書と唱導資料である。訴訟文書と唱導資料は共に、人々を説得するための修辞法を駆使している。そしてこれらは声として発せられる、生きた言葉であった。また訴訟・唱導は、ともに儀礼的所作を伴う行為であった。延慶本は、これらの言葉・文化を吸収して生み出された。
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明治大学古代学研究所紀要 14号
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宗教と社会 16号
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GCOEプログラム「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第4回国際研究集会報告書「日本における宗教テクストの諸位相と統辞法」(名古屋大学大学院文学研究科)
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国語と国文学 85巻11号
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