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2009 年度 研究成果報告書

戦後台湾における桃太郎の調査

研究課題

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研究課題/領域番号 20720067
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本文学
研究機関比治山大学

研究代表者

武久 康高  比治山大学, 現代文化学部, 准教授 (70461308)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワード日本文学一般 / 台湾 / 享受史 / 桃太郎
研究概要

本研究は、戦後台湾のサブカルチャーの分野において、「桃太郎」がどのように表現され、いかなる意味を担っていたのか調査したものである。結果、1960年前後には「桃太郎」が反共政策へと利用され、また、新たな物語を創造するための素材となっていたこと、1970年になると、「日本」との関連を示すために使われていることが分かった。一方、戦後日本で新たにつくられた「桃太郎」は、旧植民地の存在を忘却した上で成立していたことを指摘した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 映画『桃太郎大戦鬼魔島』(「桃老大伏匪記」)補論2010

    • 著者名/発表者名
      武久康高
    • 雑誌名

      比治山大学現代文化学部紀要 第16号

      ページ: 1-8

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 映画「神童桃太郎」「桃太郎斬七妖」(1970、台湾)について-戦後台湾における『桃太郎』-2009

    • 著者名/発表者名
      武久康高
    • 雑誌名

      日本語文化研究 第11号

      ページ: 1-8

  • [雑誌論文] 戦後日本の桃太郎(1)-奈街三郎『ただの桃太郎』をめぐって-2008

    • 著者名/発表者名
      武久康高
    • 雑誌名

      日本語文化研究 第10号

      ページ: 1-7

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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