研究課題
若手研究(B)
ハーマン・メルヴィル(Herman Melville)の作品中に直接的または比喩的に言及される極東及び南島の地理的・政治的・歴史的・美学的意味を検証し、メルヴィルが同時代のアメリカ社会が内包するオリエンタリズムのレトリックをいかに利用しかつ転覆しているかを明らかにした。19世紀アメリカにおいて、『東洋』とはすなわち近東であるとする学術的認識を、極東にまで拡大し、その新しい歴史的枠組みの中でメルヴィル作品を再解釈した。
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英學論考 39巻
ページ: 57-69
英學論考 37巻
ページ: 3-13