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2008 年度 実績報告書

キューバにおけるヘミングウェイ研究

研究課題

研究課題/領域番号 20720072
研究機関九州大学

研究代表者

高野 泰志  九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (50347192)

キーワードヘミングウェイ / キューバ
研究概要

6月7日、イリノイ州オークパークにあるヘミングウェイミュージアムを訪れ、オークパーク時代のヘミングウェイに関して調査を行った。
6月9日から15日までミズーリ州カンザスで行われた国際ヘミングウェイ学会に参加し、研究発表を行うとともにキューバ関連のセッションを聴講した。キューバ関連のセッションにおいては特にキューバ時代のヘミングウェイの住居であったフィンカ・ビヒア修復に関するシンポジウムが非常に有益で、当該研究に関する有益な情報を得ることができた。しかしながらフィンカ・ビヒア(現ヘミングウェイミュージアム)の前館長であるグラディス・ロドリゲス・フェレーロによる発表が予定されていたにもかかわらず、アメリカ政府からビザの発給がおりなかったためにフェレーロの発表は中止されることになった。21年度のキューバ渡航に関して情報収集をするために、フェレーロへのインタビューを予定していたが、それも不可能となってしまった。
本研究は、今回の渡米でアメリカのヘミングウェイミュージアムでの資料、およびアメリカ人研究者のキューバ研究を調査し、21年度のキューバ渡航でキューバ人側から見たキューバのヘミングウェイ観を調査し、その両者を比較考察することが目的である。国際ヘミングウェイ学会においてある程度の資料収集を行うことはできたが、フェレーロの不在が大きな障害となり、21年度のキューバ渡航まではアメリカ側からのキューバ研究を相対化することが不可能となってしまった。今年度の資料をキューバ側から考察することでそれを相対化し、比較考察することが21年度に残された課題である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 第13回国際ヘミングウェイ学会報告2008

    • 著者名/発表者名
      高野泰志
    • 雑誌名

      日本ヘミングウェイ協会『ニューズレター』 53

      ページ: 5-10

  • [学会発表] " The Body That Must Be Fixed : Reflections of Cosmetic Surgery in Hemingway' s War Stories"2008

    • 著者名/発表者名
      Yasushi Takano
    • 学会等名
      The 13the International Hemingway Society Conference
    • 発表場所
      Marriott Country Club Plaza Hotel
    • 年月日
      2008-06-12

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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