キューバにおけるヘミングウェイ研究

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20720072
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 英米・英語圏文学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 高野 泰志 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (50347192)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• キーワード: ヘミングウェイ / キューバ

研究概要

アメリカで開かれた国際学会のキューバに関するセッションに参加し、情報収集をした上で、実際にキューバに渡航し、主に旧ヘミングウェイ邸で調査をした。その結果、ヘミングウェイ晩年の宗教観に関して非常に重要な発見があった。

研究成果

• [雑誌論文] ニック・アダムズと『伝道の書』-ヘミングウェイ作品における宗教観再考 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 雑誌名: 文學研究 第107号 ページ: 67-86
• [雑誌論文] マリアの陵辱-『誰がために鐘は鳴る』における性と暴力 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 雑誌名: 九大英文学 第51号 ページ: 25-35
• [雑誌論文] 第13回国際ヘミングウェイ学会報告 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 雑誌名: ニューズレター 53号 ページ: 40673
• [学会発表] 革命家の祈り-ヘミングウェイ作品における宗教と政治 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 学会等名: 日本ヘミングウェイ協会第20回全国大会
  • 発表場所: 関東学院大学
  • 年月日: 2009-12-12
• [学会発表] ニック・アダムズと「伝道の書」-ヘミングウェイの宗教観再考 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高野泰志
  • 学会等名: 日本英文学会九州支部第62回大会
  • 発表場所: 宮崎大学
  • 年月日: 2009-10-24
• [学会発表] The Body That Must Be Fixed: Reflections of Cosmetic Surgery in Hemingway's War Stories (2008)
  • 著者名/発表者名: Yasushi Takano
  • 学会等名: The 13th Biennial International Hemingway Society Conference in Kansas City, Missouri
  • 発表場所: The Kansas City Marriott Country Club Plaza
  • 年月日: 20080600
• [図書] 悪夢への変貌-作家たちの見たアメリカ (2010)
  • 著者名/発表者名: 福岡和子・高野泰志編
  • 総ページ数: 304
  • 出版者: 松籟社