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2010 年度 自己評価報告書

19世紀アメリカ東海岸におけるユニテリアニズムを中心とした宗教と性差の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20720079
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大串 尚代  慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70327683)

研究期間 (年度) 2008 – 2012
キーワードアメリカの宗教 / 女性と宗教 / ユニタリアニズム / 女性参政権 / ニューイングランド思潮史 / 間大西洋 / リバイバリズム
研究概要

本研究は、アメリカ独立革命後にひとつの国家としての道を模索していた18世紀末から19世紀初頭にかけておこった「ユニテリアン論争」を足がかりに、自由キリスト教といわれるユニテリアニズム(自由キリスト教)およびトランセンデンタリズム(超絶主義)の台頭と女性作家の宗教観の変遷を研究することを目的とする。本研究の内容は以下の通りである。1)ハナ・アダムズとジェディディア・モースによる1805年に始まる歴史教科書論争と、ジェディディア・モースとウィリアム・エマソンらハーバード出身者によるユニテリアン論争の関係2)ユニテリアニズムおよびトランセンデンタリズムにおけるヨーロッパとの関係(宗教のトランス・アトランティックな関係)3)1820年代に始まるキャサリン・マリア・セジウィックのユニテリアン・トラクトへの執筆と、反カルヴィニズム的態度4)1848年に発表されたエリザベス・ケイディ・スタントンによる女性の独立宣言とよばれる「所感宣言」および1892年にスタントンが出版した女性の観点から聖書を読み直した『女性の聖書』(The Women's Bible)における宗教的背景5)1850年代に出版されたリディア・マリア・チャイルドの宗教史と懐疑主義思想およびアン・ハチンソン再評価について

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 森と川と記憶.ソローとチャイルドのインディアン表象2010

    • 著者名/発表者名
      大串尚代
    • 雑誌名

      ヘンリー・ソロー論集 第36号

      ページ: 31-40

    • 査読あり

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公開日: 2012-03-09   更新日: 2016-04-21  

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